子どもが「耳が痛い!」と泣き出したとき、
焦った経験はありませんか?
結論から言うと、
子どもの耳抜きは「年齢に合った方法」を
事前に準備しておくことで、
ほぼ防げると思っています。
なぜなら、
飛行機の耳の痛みは
気圧の変化が原因で起こる
「航空性中耳炎」によるものらしいです。
大人と同じ「耳抜き」が
できない年齢の子どもには、
飴を舐めさせる・授乳するなど、
唾液を飲み込む動作で代替できます。
我が家では2歳と5歳の子どもを連れて
シンガポールへ行った際、
事前に準備していなかった離陸時に下の子が
大泣きしてしまいました。
それ以降は必ず対策グッズを持ち歩いています。
この記事では、
・年齢別の耳抜き方法
(0〜2歳・3〜6歳・7歳以上)
・実際に役立ったグッズ5選
・耳が痛くなってしまったときの対処法
・よくある疑問への回答
をまとめました。
次のフライトで「耳が痛い!」と
泣かれたくない方は、
ぜひ参考にしてください。
なぜ飛行機で耳が痛くなるのか?
原因は「気圧の変化」
飛行機の機内は、
地上より気圧が低い状態に保たれています。
離陸・着陸のたびに気圧が変化し、
この変化に鼓膜が対応しきれないと、
耳の中に圧力がかかり「
詰まった感じ」や「痛み」が生じます。
この状態を航空性中耳炎と呼びます。
正式には病気ではなく一時的な現象ですが、
子どもには相当な痛みとして感じられます。
大人より子どもに痛みが出やすい理由
子どもは耳管(鼓膜の内側と鼻をつなぐ管)が
大人に比べて短く・水平に近い構造になっています。
そのため、気圧の変化に対して耳管が開きにくく、
圧力の調整が難しい状態です。
また、言葉でうまく伝えられない
0〜3歳の子どもは、
耳の痛みを「泣く」という形でしか
表現できません。
飛行機内でいきなり泣き出したら、
耳が痛い可能性が高いと思ってください。
年齢別の耳抜き対策
0〜2歳(赤ちゃん)の場合
最も効果的な方法:
授乳またはミルク・飲み物を与える
赤ちゃんはまだ「耳抜き」という
動作ができません。
しかし、飲み込む動作が耳管を開かせるため、
授乳・ミルク・麦茶などを
飲ませるだけで対策になります。
| タイミング | やること |
|---|---|
| 離陸開始(滑走路を走り始めたとき) | 授乳・ミルク・飲み物を与え始める |
| 着陸降下中(機内アナウンスで案内があるとき) | 同上 |
ポイント:
飲み物がなくなってしまっても、
おしゃぶりでも代用できます。
飲み込む動作が大切なので、
何かを口に入れてあげることが重要です。
我が家では下の子が1歳半のとき、
離陸のタイミングを逃してしまい
大泣きに。「もうちょっと待とう」と
思ったのが失敗でした。滑走路を走り始めたら
即スタートが鉄則です。
3〜6歳の場合
最も効果的な方法:
飴・グミ・ガムを与える
この年齢になると
飴やグミが食べられるようになるため、
選択肢が広がります。
噛む・舐める動作が耳管を刺激するので、
飴1粒を口に入れておくだけで
耳の痛みを大幅に軽減できます。
おすすめの方法(効果順)
- ・ガム
(咀嚼回数が多いため最も効果的) - ・キャンディ・飴
(舐め続けることで継続的な効果) - ・グミ
(噛む動作が耳管を刺激) - 飲み物のこまめな摂取
NG対応:
「頑張って耳抜きして」と言っても
3〜6歳の子どもには伝わりません。
口に何かを入れてあげることが最も確実です。
5歳の上の子には
「飛行機に乗ったら
これ食べていいよ」と
伝えて特別なグミを用意しています。むしろ楽しみにしてくれるようになりました。
7歳以上の場合
大人と同じ「バルサルバ法」を教える
7歳以上になると、
大人と同じ耳抜きの方法を
教えることができます。
バルサルバ法のやり方
- 鼻をつまむ
- 口を閉じる
- 鼻から息を出そうとするように力を入れる(実際には出さない)
- 「ポン」と音がすれば成功
むしろ、鼻をつまんで、
飲むだけでもOKだった
うまくできない場合は、
飲み物・グミを与えて
「鼻をつまんで、飲み込んでてみて」
と実験してみたら
「耳が聴こえるようになった」
と簡単に耳抜きができたのでオススメです!
耳抜きに役立つグッズ5選
1. フライト専用耳栓「イヤープレーン」
飛行機の気圧変化を
緩やかにするための専用耳栓です。
通常の耳栓と違い、
音はある程度聞こえるまま
気圧の急激な変化だけを
フィルタリングしてくれます。
こんな人におすすめ:
飴やガムが難しい0〜2歳、耳が敏感な子ども
メリット
- 事前準備が不要(耳に入れておくだけ)
- 繰り返し使用可能
- 子ども用サイズがある
デメリット
- 嫌がる子もいる
- フィット感に個人差がある
- 1,000〜1,500円程度のコストがかかる
2. 飴(個包装タイプ)、グミ
最も手軽で確実な方法です。
個包装のものを持ち込んでおくと、
機内でもサッと取り出せて便利です。
選ぶポイント:
噛まずにある程度の時間舐め続けられる、
棒付き飴がおすすめです!
3. 子ども用ガム
3歳以上であれば、
ガムも耳抜き効果が高いです。
咀嚼することで耳管への刺激が継続するため、
飴よりも効果的という声も多いです。
注意点:
誤飲リスクがあるため、
目を離さずに与えてください。
また、3歳未満の子どもに
ガムを与えるのは避けましょう。
4. 哺乳瓶・ストローマグ(赤ちゃん向け)
0〜2歳の赤ちゃんには、
ストローや哺乳瓶で飲み物を与えるのが
最も効果的です。
ポイント:
機内に持ち込める
飲み物の量に制限はありませんが、
授乳中の場合は
離陸・着陸タイミングでの授乳がベストです。
5. 鼻炎スプレー(風邪・鼻づまりがある場合のみ)
鼻づまりがある状態で飛行機に乗ると、
耳管が詰まりやすくなり
耳が痛くなるリスクが大幅に上がります。
鼻づまりがひどい場合は、
搭乗前にかかりつけの
耳鼻科に相談してみてください。
適切な対処法を提案してもらえます。
注意:
薬の使用については
必ず医師の指示に従ってください。
自己判断での投薬はおすすめしません。
耳が痛くなってしまったときの対処法
すぐできる3つの対処法
飴・飲み物を口に入れる
すでに痛みが出ている場合も、
飲み込む動作を促すことで徐々に緩和されます。
温かいタオルを耳に当てる
機内でもらえるお絞りを少し温めて
耳に当てると、
血行が改善されて痛みが和らぐことがあります。
泣かせてあげる
泣くことで自然と飲み込む動作が生まれるため、
泣いていること自体はある意味
「耳抜きができている状態」です。
無理に泣き止ませようとせず、
飴や飲み物を渡してあげましょう。
病院に行くべきタイミング
※以下は一般的な目安です。
少しでも心配な場合は、
迷わず耳鼻科を受診してください。
以下の症状がある場合は、
着陸後に耳鼻科を受診することをおすすめします。
・着陸後も耳の痛みや詰まった感じが1〜2時間以上続く
・耳から液体が出てきた
・子どもが耳を何度も触ったり、ひどく痛がっている
特に
風邪・鼻炎の状態でのフライトは
航空性中耳炎のリスクが高いため
注意が必要です。
わが家の実体験:シンガポール渡航時の失敗と成功
我が家では、
子どもたちが2歳・5歳のときに
初めての海外旅行でシンガポールへ行きました。
失敗したこと(1回目のフライト)
・離陸のタイミングで
下の子(2歳)への授乳が遅れた
・滑走路を走っている間は
「まだ飛んでいないから大丈夫」と油断していた
・機内に飴を忘れてしまい
上の子(5歳)が耳が痛いと言い出した
成功したこと(以降のフライト)
・搭乗直後から上の子には飴、
下の子には飲み物を常備しておく
・着陸アナウンスが流れたら
すぐに飴・飲み物を渡す習慣にした
・イヤープレーンを下の子に使ったところ、
泣かずに離陸できた
「準備は搭乗前から」が
子連れフライトの鉄則です。
機内に入ったら、
離陸前のシートベルト着用サインが消えるまでに
飴を渡す準備を整えておきましょう。
よくある質問(FAQ)
まとめ
子どもの飛行機での耳抜き対策を
年齢別にまとめると:
| 年齢 | おすすめの対策 |
|---|---|
| 0〜2歳 | 授乳・ミルク・飲み物を離陸・着陸タイミングで与える |
| 3〜6歳 | 飴・グミ・ガムを事前に用意しておく |
| 7歳以上 | バルサルバ法を教える+飴をバックアップに |
最も大切なのは
「離陸・着陸のタイミングを逃さないこと」です。
滑走路を走り始めたら飴を渡す、
着陸アナウンスで飲み物を出す、
この2つを習慣にするだけで
子どもの耳のトラブルはほぼ防げます。
次のフライト前にぜひこの記事を見返して、
準備リストに加えてみてください。
関連記事


コメント